だからもうほむらはひとりで泣かないでもいい

後編を見ました。きょうはチッタの日だそうで全日1,000円ですよ! まったくすばらしい! レイトショーすらないどこぞの大都会にあるなんとかきゅうみたいな腐った映画館とかは見習ったらどうですか! まあ本音いえば毎回入替制映画館とか滅びろカスとか思ってる人ですがそれはそれで。

前編が8話までを「詰め込んだ」ので、見せるべきところはていねいに時間を取ることができたという印象。

ただ、それが間延びに見えてしまうのも事実だった。特に10話のループ2回目以降の逆戻りシーンとか水没シーンとか。もちろん必要な説明ではあったのだけど、これは同じギャグを重ねて大きな笑いを取る手法でもあってもどかしい。そのせいか、TV版では完全に泣きポイントだった場所で涙が出なかった。TV版ではそこまでまわす頭の余裕がなかったので素直にループをループとして捕えていたのだろう。まあその分最後のまどかとほむらの邂逅で泣きましたが。たぶんこっちはTV版で完全に意味をつかめていなかったのが映画を見ることで自分なりに納得行く流れになっていたからだろうなと考える。

それと、因果の中心にまどかを据えたのはほむらだっていうけど、でもそれはまどかの絶望の規模だって大いに役割を果たしたじゃんねという想いがわいた。もちろんその絶望製造装置はほむらであるんだけど、それでもまどかは「なにも知らなかった頃の私を止めて」(意訳)とほむらに言い遺している。その時点でまどかは再度絶望が生まれることを受け入れているのではないかと思う。そのときほむらは気付くべきだった。

もうひとりだけが責を負うことではなくなったことを。
もうひとりぼっちではなかったことを。
もう誰にも頼らないなんて言わなくてもよかったことを。

そう、やっぱりほむらが主役だったんや!←もういいよ

ところで予告編では本編時間線の次が提示されるような感じを受けた。うん、細かいことはわかんないんだ、チッタではパンフずっと売り切れてるし。ある意味イチからスタートなので、予想とかそういうのはしないことにした。素直に楽しもう。