hostsがあるじゃないか

さいきん「どこどこのサイトに関るのはやめよう」「どこどこのサイトを見るのはやめよう」ブームですが、いちいちサイトURI見るのめんどくさいですよね。っていうか気付かずにリンク踏んでそのサイト見に行っちゃうとかいう精神衛生上悪いことにもなっちゃいますよね。

ならhosts編集しちゃえばいいじゃんって話。
まあ「hosts書き換え」とかでググりゃいくらでも情報は出てくるんだが念のため。

hostsは要するにドメインネーム(www.hatena.ne.jpとか)とIPアドレス(59.106.108.86)の変換表のこと。インターネットは基本的にすべての(TCP/IP上の)データ通信はこのIPアドレスで動いている。ドメインネームはあくまで人間が見やすいようにするためのオブラートだ。ここは3分間ネットワーキングみたいな素晴らしいサイトではないので詳しくはそっち読むがよいぞ。

で、気になるそのhostsの場所だが、Windowsだと

C:\Windows\system32\drivers\hosts

とか

C:\Windows\sysnative\drivers\etc\hosts

とかそのへんにある。Macだと

/private/etc/hosts

にあるらしい。
Linuxとか使ってる人がhostsの場所知らないわけないからそっちは省略。

間違えてはいけないのは、あくまでこのファイルは「hosts」というファイルネームで「hosts.ini」「hosts.txt」「hosts.cfg」「hosts.def」とかそんな名前ではないというところ。

そしたらあとはメモ帳やらなんやらを起動して(管理者権限が必要な場合がある)そのファイルを編集すればよい。リブート必須かどうかは忘れた。

で、そのhostsファイルは

[IPアドレス] [ドメイン]

と書く("["と"]"は書かないでよい)。2つの間は半角スペースを1つ以上入れる。すでに

127.0.0.1 localhost

なんてのが書かれている場合が多いのでそんな感じで書いていけばいい。

さて実際にどう書いていくかというか、どこに「転送」するかだが、それはもう好き好きでいいと思う。yahooでもgoogleでもはてなでもなんでもいいだろう。で、まあ、IPアドレス調べるのめんどくせえだろうからいくつか列挙してみると、

66.249.89.104 (www.google.co.jp 正確にはwww.l.google.co.jp?)
203.216.227.176 (www.yahoo.co.jp)
59.106.108.86 (www.hatena.ne.jp)
59.106.108.72 (b.hatena.ne.jp)

とまあ、こんな感じなので、

59.106.108.72 見たくないサイトのドメイン1
59.106.108.72 見たくないサイトのドメイン2
59.106.108.72 見たくないサイトのドメイン3
59.106.108.72 見たくないサイトのドメイン4
59.106.108.72 見たくないサイトのドメイン5
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こうしちゃえばいいんじゃないかな。

ただし。

自分がhostsファイルを書き換えたことを忘れてはならない。そうすると「そろそろ許してやろうず」とか思い始めたときに混乱するっていうか、だいたいはいつの間にか怒りもおさまりhostsを書き換えたことすらすっかり忘れてしまって「なぜかこのサイト見れないんだよ」なんてことを言い出して、まわりの知人友人やら下手したらパソコンメーカやマイクロソフトを困らせたりあきれさせてしまうのがオチである。気をつけよう。